Jan 22, 2007
極端な二極化
勝ち組み、負け組みに代表されるように世の中なんでも二極化が進ん でいるように思う。 昔は"中流"と言う大きな塊があったので、客観的に見た場合はともか くみんなで安心しあっていたようなところがある。 今はそうではないようだ。勝ち組みは勝ちつづけ、負け組みはなかな か上に上がれない。だが勝ち組みであり続けるためには失敗は許されな い。一度足元が揺らぐと一気にすくわれて叩き潰されてしまう。 今度の納豆騒動なんかいい例だ。 納豆が痩せるだの健康食品だのともてはやされ、市場から品切れにな るほど売れた、と言うのもある意味滑稽な話だ。それが捏造疑惑が流れ た途端、今度は注文がストップして大量出荷をアテにしていた業者が途 方にくれているという。 別に納豆が悪いわけでもなんでもない。古くから食べられていて体に だって良いことは良く知られている。それが一夜明ければ悪扱いだ。 悪いのは納豆ではなくデータを捏造したことであり、捏造した会社が 悪いのである。 それでも今の世の中、良くなければ悪いと判断され、悪いとなると徹 底的に叩かれる。勝ち組みとして失敗が許されないと言うのはそう言う ことだ。洋菓子大手の不二家も身から出た錆とは言えこれだけの失敗を してしまうと容易に元のポジションには戻れないだろう。 あるあるもメインスポンサーが降りるという事態にまで発展したよう だ。 TVの影響力が凄いと言うことを、今回また改めて認識させられた訳だ けど、それ以上に自分で判断のつけられない大衆の怖さを見た思いがす る。明確な意見を持たないで白にも黒にもつくのは怖いことだ。賛否両 論どころの話ではない。その変わり身の速さは後からそれが完全な黒で ないと判る前に瞬殺されてしまう恐れがある。 これは本当に怖いことだと個人的には思っている。
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